スーパーや玩具店で、子供向けに販売されている指輪やネックレスなどの金属製アクセサリーの6割以上に有害な鉛が高濃度で含まれていることが6日、東京都の調査でわかった。
乳幼児が口に入れたり、飲み込んだりした場合、鉛が溶出する危険性が高いという。
都は国に対し、金属製アクセサリーに使用できる鉛の量を規制し、鉛を含む場合は警告表示するなど対策をとるよう緊急提案した。
鉛が含まれているかどうかは外見から判断できず、都は、販売業者の団体にも安全確保の対応を要望。大手スーパーやホームセンター93社で作る「日本チェーンストア協会」は「調査結果を重く受け止め、会員に周知させたい」としている。
(2006-03-07 読売新聞より)